賃貸物件のバイク置場はどこ?トラブル事例やバイク置場の選び方をご紹介
賃貸物件を探す中で、「所有しているバイクはどこに駐車すればいいのか?」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
疑問を解消することなく、適当な場所にバイクを駐車してしまうと、入居後トラブルになってしまいます。
そこで今回の記事では、賃貸物件でバイクはどこに駐車するべきなのか、トラブル事例や、バイク置場の選び方についてご紹介します。
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賃貸物件のバイク置場はどこ?
一般的に、排気量が50cc以下の原動機付自転車(原付)は、道路交通法に基づき「自転車」と同じ扱いとなり、駐輪場に停めることができます。
一方、排気量が50ccを超えて400ccまでの普通二輪車(普通自動二輪車)や、400ccを超える大型二輪車(大型自動二輪車)は、「車」と同じ扱いとなり、駐車場に停めなければなりません。
ただし、これは法律上の分類であり、実際の駐車ルールは賃貸物件によって異なるでしょう。
物件によっては、50cc以下の原付が駐輪場に停められない場合や、125ccまでのバイクが駐輪場に停められる場合、またはバイクの駐車が許可されていない駐車場があるなどさまざまです。
一方で、125ccまでのバイクを駐輪場に停めることが可能な物件もあります。
しかし、駐車場が車専用でバイクの駐車が許可されていない物件も存在します。
これらは、賃貸物件ごとに異なるケースとなります。よって、バイクを所有している場合は、物件選びの際にこれらの点を確認することが重要です。
最近の都市部の高層賃貸マンションでは、駐輪場とバイク置場を分けて設置することが増えていますが、需要を見込んで設計されることが少ないため、バイク置場が確保されていない場合もあります。
そのため、バイクを置きたい場合は事前に確認し、大家さんの承諾を得ると安心です。
125ccのバイクはどこに停めるのか
125ccのバイクは法律上の位置付けが曖昧で、停める場所が一定していないのが現状です。
自転車扱いの「原付」は駐輪場、車扱いの「バイク」は駐車場という基本ルールがありますが、125ccのバイクはこのどちらにも該当します。
「道路運送車両法」では原付二種として50cc以下の原付と同様に駐輪場に停められるはずですが、「道路交通法」では小型の普通二輪となり、車扱いです。
そのため、現状では50cc以下の原付のみ駐輪場に停められる賃貸物件が多いですが、125ccのバイクも駐輪場に停められる賃貸物件も増えてきています。
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賃貸物件でのバイク置場に関するトラブル事例
バイク置場に関するトラブルを未然に防ぐためにも、入居前に契約内容をしっかり確認し、必要であれば書面での記録を残しておくことが重要です。
トラブル事例①:ほかのバイクとの接触
バイク置場が狭い場合、バイクの取り回しが難しく、ほかのバイクと接触したり倒したりすることがあります。
また、転倒したバイクの下敷きになってしまい、子どもが怪我をする事例もあります。
そうならないためにも、バイクが接触・転倒しないための対策と、スペースが狭いようなら管理会社へ相談してみましょう。
トラブル事例②:騒音問題
バイクの排気音やエンジン音が大きすぎると、近隣住民からの騒音苦情がくることがあります。
これに対しては、バイクの取り扱い時に周囲への配慮が必要です。
トラブル事例③:契約トラブル
契約書には、駐輪場へのバイク駐輪の許可や制限が記載されていない場合があります。
入居時に口頭で駐輪が可能と確認していたにも関わらず、後になってバイクの所トラブルが発生した際には、まず賃貸借契約書を確認しましょう。
記載内容が不明確な場合や、口頭での説明と異なる場合は、管理会社に説明を求めることが重要です。
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賃貸物件のバイク置場の選び方とは
賃貸物件を契約する際に、どんなバイク置場を選べばいいのでしょうか。
バイク置場の選び方を6つご紹介するので、ご自身にあったバイク置場を検討してみてください。
バイク置場の選び方①:「駐輪場つき」の賃貸物件を探す
50cc以下の原付であれば、基本的に駐輪場に停められることが多いため、「駐輪場つき」の賃貸物件を探すと良いでしょう。
ただし、自転車が多く停まっていたり、駐輪場が狭い場合は、バイクを停めるスペースがないこともあるので、内見時にしっかり確認しましょう。
メリット
駐輪場つきの賃貸物件は、駐輪代が多くの場合無料で、敷地内に便利に自転車を停められます。
特に、屋根つきの場合は雨風から自転車を保護することができ、大きな魅力となります。
デメリット
駐輪場つきの賃貸物件では、屋外設置の場合、自転車は雨風の影響を受けやすく、倒壊や盗難のリスクも存在します。
利用者数が多いと、スペース不足により自転車を停められない場合もあります。
バイク置場の選び方②:「バイク置場つき」の賃貸物件を探す
50ccを超えるバイクを所有している方や駐輪場にスペースがない場合は、「バイク置場つき」の賃貸物件を探すと安心です。
バイク置場には、白線のみのものや屋つきのものなど、さまざまな種類があります。
内見時には、駐輪代が別途かかるかやバイク同士の間隔が十分にあるかなど、バイク置場の状況を確認することが重要です。
メリット
バイク置場つきの賃貸物件では、排気量に関わらずバイクを停められ、1台分のスペースが確保されています。
敷地内で便利に駐車でき、屋根つきやガレージタイプの場合は天候に左右されずに保管できます。
デメリット
バイクは自転車と異なり、駐輪代がかかることが多いという点が挙げられます。
さらに、台数が少なく、先着順であるため、希望する場所に停められない場合もあります。
バイク置場の選び方③:「駐車場」を借りる
中型・大型バイクは、駐輪場に停められないため、車と同じように駐車場を1台借りる方法があります。
駐車場を使用する際は、大家さんにバイクを停めたい旨を伝え、許可を得ましょう。
賃貸物件によっては、駐車場が使えなくてもほかの空きスペースを使わせてもらえることや、車よりも駐車料が安くなる場合もあります。
メリット
駐車場を借りるメリットとして、自分専用のスペースが確保されるため、必ずバイクを置くことができます。
さらに、広々としたスペースで停められ、屋内や地下の駐車場であれば、雨風からバイクを守り、防犯面でも安心できます。
デメリット
駐車場を借りるデメリットとして、まず駐車料が発生することが挙げられます。
屋外の駐車場では雨風の影響を受けやすく、バイクが目立つため盗難やいたずらのリスクも考慮しなければなりません。
バイク置場の選び方④:近隣の「月極駐車場」を借りる
物件にバイクを置けるスペースがない場合、近隣の「月極駐車場」を借りる方法があります。
バイク専用のスペースがある月極駐車場もありますが、近くに見つからないことや、空きがない場合もあります。
メリット
「月極駐車場」が屋外の場合、比較的安価で利用でき、バイク専用の区画が設けられていることもあります。
屋内や地下の駐車場であれば、雨風からバイクを守り、防犯面でも安心できます。
デメリット
「月極駐車場」は探す手間がかかること、そして空きがない場合があるという点が挙げられます。
物件から離れてしまう可能性があり、屋外の場合は雨風の影響を受けやすいという問題もあります。
バイク置場の選び方⑤:近隣物件の「駐車場だけ」を借りる
近隣の賃貸物件の駐車場が余っている場合、その大家さんや管理会社と契約して駐車場だけ借りる方法があります。
また、その物件が入居者専用の場合も多いため、問い合わせが必要です。
月極駐車場の看板が設置されていることもありますので、確認してみましょう。
メリット
近隣の賃貸物件の駐車場を借りることで、自分のバイクを物件の近くに停められ、場合によっては自分の住居よりも良い環境を見つけられます。
ただし、その物件が入居者専用でないかを確認し、必要であれば大家さんや管理会社に問い合わせることが重要です。
デメリット
物件が入居者専用でないかどうかを確認するための問い合わせの手間がかかることがあります。
さらに、大家さんや管理会社と別途契約を結ぶ必要があるため、その手続きにも手間がかかります。
バイク置場の選び方⑥:近隣の「ガレージやコンテナ」を借りる
近隣の「ガレージ」や「コンテナ」を借りる方法もあります。
バイク専用に作られたガレージやコンテナもあり、雨や風から守り、防犯面でも安心です。
メリット
バイク専用に作られたガレージやコンテナは、バイクの劣化を防ぎやすいという大きな利点があります。
さらに、これらの設備は雨や風からバイクを守り、防犯面でも安心できるというメリットがあります。
デメリット
近隣の「ガレージ」や「コンテナ」を借りると、物件から離れる可能性があり、利用できる空きがないかもしれません。
また、見つけづらい場合や、利用料が高いというデメリットもあります。
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まとめ
賃貸物件のバイク置場は、50cc以下の原付は駐輪場、50cc超のバイクは駐車場に停めるのが基本ですが、実際のルールは物件ごとに異なり、125ccのバイクの扱いも曖昧です。
そのため、事前に契約内容を確認し、大家さんの承諾を得ることで、トラブルを防ぐことができます。
また、賃貸物件選びの際は、駐輪場やバイク置場の種類、駐車場の利用条件などをしっかり確認しましょう。
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