豊中市にある「服部天神宮」の概要は?境内やおまつりについてご紹介
服部天神宮は、豊中市にある神社として知られていますが、どのような特徴があるのかご存じでしょうか。
今回は豊中市内へ引っ越しを考えている方に向けて、服部天神宮の概要についてご紹介します。
境内やおまつりなどにも触れているので、周辺環境を知りたいときにお役立てください。
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豊中市にある服部天神宮の概要
服部天神宮は、豊中市民を中心に親しまれている神社です。
以下で詳しい概要をご紹介します。
由緒
服部天神宮は、古くから住民に親しまれている、由緒ただしい神社として知られています。
芦の神様がいるとして鎮座している神社であり、「服部」の地名は朝鮮出身の秦氏が「機織部」の名前で住んでいたのが語源とされています。
機織部はもともと、機織機を使う技術を伝えたとされており、豊中市の技術発達に大きな影響をもたらしました。
また、機織部は医薬の神様である「小彦名命」を尊崇していた記録もあるため、豊中市内にも祠を建てて、お祀りしていたそうです。
機織部が豊中市内で生活するようになってから数百年が経過すると、西暦901年に菅原道真が京都から左遷されて大宰府へ向かいます。
その際、持病の影響で足がむくんでしまい、歩行が困難な状況になります。
そこで当時の豊中市内にいた村人は、小彦名命にお祀りして病気が癒えるよう願い、足の痛みが解消され、本来の目的地であった大宰府に到着した歴史があります。
そのため、服部天神宮は「足の神様がいる」と有名です。
アクセス
神社へのアクセス方法はさまざまです。
車の場合は豊中南ICからおよそ6分で到着します。
また境内に駐車場があるため、コインパーキングを探す必要がありませんが、おまつりが開催される際には、駐車場が利用できなくなるため注意しましょう。
空港からのアクセスは、大阪国際空港から大阪空港駅へ移動し、その後蛍池駅から服部天神駅へ移動すれば、徒歩1分程度で到着します。
ただし、阪急宝塚線を利用する際、急行の場合は服部天神駅に停車しない点に注意しましょう。
また、電車の場合は新大阪駅や梅田駅からアクセス可能です。
いずれも阪急宝塚線の急行は、服部天神駅に停車しないので注意してください。
●所在地:大阪府豊中市服部元町1丁目2?17
●営業時間:4〜9月 / 06:00〜19:00 10〜3月 / 06:00〜18:00
●アクセス方法:阪神高速「豊中南IC」から約6分
●駐車場:あり
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豊中市にある服部天神宮の境内について
服部天神宮の境内は、どのような環境なのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
本殿
神社の本殿は、なんと1827年に造営されたため、長い歴史があります。
内陣は仏教的な色彩が多く、本殿には由緒でも先述した小彦名命と菅原道真が祀られているのが特徴です。
そのため、神様への参拝目的だけではなく、歴史が好きな方からも親しまれています。
もともとは医薬の神様として有名な小彦名命が、コンパクトな祠に祀られたのが、神社の成り立ちでした。
その歴史を忘れず、地域に伝えていく意思を感じられる本殿です。
また、豊中えびす社は、1950年に繁晶稲荷社の建て替えをおこなうのをきっかけに譲り受けたものです。
芦の神様が祀られていると有名ですが、もともとは足はお金を意味していると考えられているため、商売繁盛の神様であるえびすさまの神霊が祀られています。
そのため、商売繁盛を願い、豊中えびす社に参拝しに足を運ぶ方も少なくありません。
さらに、初酉稲荷社は、衣食住の神様である宇迦之御魂神が祀られています。
幸運を呼ぶと言われており、こちらも地域で有名です。
草履堂
草履堂は、足の病が治癒された証として、草履が奉納されています。
もともと足の神様が宿っている神社として有名ですが、その歴史があると感じさせる空間です。
江戸時代から奉納されてきた草履は藁や鉄などでできており、現在も丁寧に保管され、足の神様へ「健やかでいられるように」と願いが伝えられています。
また、祖霊社もありますが、これは明治30年大阪博物館で建てられた能舞台が、昭和2年大阪天満宮に移築されたものです。
その後昭和52年に服部天神宮へ移築され、祖霊社とされたのが成り立ちです。
その他にも藤原魚名公の墓があり、さまざまな魂が祀られています。
足踏み石祈願台座
足踏み石祈願台座は、参拝の際に利用されている台座です。
主に足の祈願に使用されています。
靴を脱いで「二礼二拍手一礼」で参拝をおこなう仕組みですが、通常と異なるのは、その後台座に直接座って願い事を祈る点です。
台座の足元には、細かい石が直接地面に埋め込まれています。
足つぼを石が刺激するため、台座に座っていると心地よさを実感できるでしょう。
また、台座の近くには賽銭箱もあり、お賽銭を入れて御利益を願う方もいます。
台座の近辺には屋根が設置されているため、天候に左右されずに座れます。
丁寧に清掃もされており、衛生的な点でも安心です。
足の健康を願いたい、不調で困っているなど、さまざまな悩みを持つ方におすすめです。
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豊中市にある服部天神宮のおまつり
服部天神宮では、おまつりが開催されています。
地域の方にとっては定番のイベントなので、以下で詳しく見てみましょう。
豊中えびす祭
豊中えびす祭は、商売繁盛を願い、一年の福をもらうおまつりとして知られています。
先述したように、服部天神宮には豊中えびす社があり、商売繁盛の祈願に参拝しに足を運ぶ住民が多いです。
そして、とくに豊中えびす祭が開催されている1月9日~11日の3日間は、いつも以上に多くの方が集まります。
おまつりでは毎年「福娘」となる女性スタッフが募集されます。
イベントやパレードなど、さまざまな催し物に参加し、当日を盛り上げる重要な役割です。
毎年ネットからの応募が受け付けられており、おまつりを盛り上げる役柄として参加したい方に人気があります。
おまつりではさまざまな露店もあり、子どもも十分楽しめるイベントです。
くつ祭り
くつ祭りでは、靴を製造販売しているメーカーが、さまざまな商品を販売します。
足の神様がいる神社のため、健やかでいるための上質な靴を中心に販売されているのが特徴です。
また、パフォーマンスイベントやキッチンカーの出店などもあり、1日過ごしていても飽きません。
さらに、くつ供養もおこなわれています。
これまで大切に履いてきた靴をゴミに出すのではなく、足の神様が祀られている神社で処分できるのが魅力です。
社務所で対応してもらえるため、毎年多くの方が靴を持参しています。
開催日は5月2~3日の2日間です。
足の守護祈願大祭
足の守護祈願大祭は、足の健康を願うイベントです。
午前中に神社で参拝すると、一人ひとりの参拝者に神職が特大の金貨を渡し、人型で足をさすります。
足をさすると健やかな足でいられると言い伝えられており、病気や不調などに悩まされている方におすすめです。
おまつりは8月25日に開催されますが、8月には疫病退散の願いが込められた特別わらじ御守が授与されます。
珍しいお守りをゲットしたい方にもおすすめです。
服部足祭り
服部足祭りは、10月5~6日の2日間開催されるイベントです。
足に感謝をしつつ、今後の健康を祈ります。
おまつりでは「健脚体験」がおこなわれていますが、他のおまつりでは類を見ないイベントです。
一本歯下駄を体験したり、足を測定したりなど、コンセプトである足に特化した体験ができます。
また、下駄に短冊をつるし、境内に飾る「下駄回路」も人気です。
フォトジェニックでレトロな雰囲気は、服部天神宮ならではでしょう。
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まとめ
豊中市にある服部天神宮は、足の神様が祀られていると定評があり、足の健康を願って多くの方が参拝しています。
さまざまなイベントも毎年開催されているので、家族やカップルで参拝・参加してみてはいかがでしょうか。
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