尼崎市の住みやすさはどう?住環境や家賃相場について解説!
兵庫県南東部に位置する尼崎市は、その住みやすさから近年人気を集めているエリアです。
しかし、地域の特徴を知らなければ具体的な「住みやすさ」についてはイメージしづらいかと思います。
そこで今回は、尼崎市の住みやすさについてご紹介するべく、尼崎市の概要、交通アクセスや買い物のしやすさに関する住環境、そして間取りごとの家賃相場を解説します。
尼崎市へのお引っ越しを検討されている方は、ぜひご参考にしてみてください。
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尼崎市はどんな場所?住みやすさにも関わる街の概要について
かつては工業の街としてのイメージが強かった尼崎市ですが、近年では住宅街としての住みやすさが向上し、数年前にはJR尼崎駅周辺が「本当に住みたい街大賞2018 in 関西」にも選ばれました。
ここではまず、そんな尼崎市の基本的な概要について解説します。
概要1:尼崎市の立地について
尼崎市は、広い兵庫県のなかでも、南東部の端に位置しています。
県境に接しているため、すぐとなりが大阪府大阪市です。
海に面する尼崎市南部エリアには工業地帯が広がっており、駅が点在する中央部には商業地帯が、落ち着いた雰囲気の北部には住宅地が発展を続けています。
また、山がなく、坂が少ない点も尼崎市の住みやすさを象徴する特徴の1つです。
自転車や徒歩での移動がしやすいため、運転ができない年齢の方でも快適に暮らすことができます。
概要2:尼崎市の歴史について
尼崎市の土地からは弥生時代の貴重な遺物が多く発掘されており、当時から先進的な暮らしが送られていたことがうかがえます。
また、その立地の良さから、古代から中世にかけては政治や経済の中心地である難波・大和・京と、西国・瀬戸内地方を結ぶ要地として繁栄してきました。
平安時代の終わりに、源義経が九州へと船出した場所も尼崎市だといわれています。
その後も、西国から都へ向かう際の中継地点として、または大坂の西に備えた城下町として、尼崎市は日本における歴史のなかでも重要な役割を果たしてきました。
大正時代に差し掛かる頃には産業や交通機関の発達から街の近代化が進み、大正5年に「尼崎市」が誕生します。
昭和期に入ると臨海エリアを中心に急速な工業化が進み、同時に公害被害が社会問題として深刻化しました。
当時の尼崎市は、「急速に発展した工業都市」として、日本全体における労働運動の中心地の1つだったといえるでしょう。
戦後は市内の商店街の再建から復興が始まり、街全体の活気へとつながっていきました。
平成28年には市政100周年を迎え、「ひと咲き まち咲き あまがさき」をキャッチフレーズとした魅力的な街づくりが進められています。
概要3:尼崎市の名前の由来について
現在の尼崎市ができる前に元々「尼崎」と呼ばれていた土地は、阪神電車の尼崎駅から大物駅にかけての南側のエリアです。
この地域は、かつて砂州だった場所が陸地化して、港町として発展しました。
古代や中世の時代において、「あま」という言葉は漁民や海民の意味を持ちます。
また、「崎」は海に突き出た土地を指す言葉です。
これらのことから、「尼崎」の名前には、「海に突き出た漁民の街」という由来があると考えられます。
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尼崎市の住みやすさを支える住環境の特徴について
引っ越し先の住みやすさについて検討する際、ポイントとなるのが「交通アクセス」「買い物のしやすさ」「子育てのしやすさ」といった住環境です。
また、名所や観光スポットなどの存在に魅力を感じる方もいるでしょう。
ここでは、住環境から見る尼崎市の住みやすさについて解説します。
住みやすさを支える住環境1:交通アクセスの良さ
尼崎市の住みやすさを支える特徴の1つに、「複数の都市へ交通の便の良さ」があります。尼崎市内には阪神電車、JR、阪急電車と3つもの電車が走っており、隣接する大阪へはもちろん、神戸・京都・奈良へも電車で簡単に行き来が可能です。
また、「大阪国際空港」「神戸空港」「関西国際空港」という関西の主要な3空港にも1時間以内でアクセスできます。
新幹線の停車駅である新大阪駅へも、JR尼崎駅から直通列車に乗車すれば所要時間は11分です。
住みやすさを支える住環境2:買い物のしやすさ
タワーマンションの建設など再開発が進んでいるJR尼崎駅周辺には、大規模なショッピングセンターや映画館、専門店などが揃っています。
また、駅を少し離れれば活気のある商店街や個人商店が多く存在している点も、尼崎市の魅力の1つです。
日常的なショッピングや娯楽であれば、身近なエリアで満足できる環境が整っています。
住みやすさを支える住環境3:子育てのしやすさ
「学びの先進都市」を目指している尼崎市では、学習に関するさまざまな取り組みをおこなっています。
たとえば、市内の小学校や中学校に通う子どもたちの自主勉強を、教員や大学生がサポートする「放課後学習」の実施です。
生きていくうえで必要な力を身に付ける実践授業「アクティブラーニング」や、小学校への進学をスムーズにする「幼保小連携教育」などもおこなっています。
また、尼崎市内の小学校では地産地消にこだわった給食が提供されており、地域の伝統的な野菜などを食育をとおして学ぶことができます。
その他の学習への取り組みの概要は、尼崎市の公式サイトをご覧ください。
住みやすさを支える住環境4:名所や観光スポットの存在
尼崎市にある名所や観光スポットの魅力や概要について解説します。
尼崎市の主な名所や観光スポットは下記のとおりです。
●尼崎城
●猪名川公園
●尼崎市立歴史博物館
●世界の貯金箱博物館
とくに注目されているのが、平成27年に建築された尼崎城です。
もともとの尼崎城は、江戸時代初期に築城されたものの、明治6年に廃城になったのちに取り壊され、まったく面影を残していませんでした。
しかし、旧家電量販店の創業者が創業の地である尼崎市に私財を投じて尼崎城を再建し、尼崎市に寄贈しました。
現在は一般公開されており、場内ではショップや記念撮影コーナー、剣術体験などを楽しむことができます。
細かい概要については尼崎市の公式サイトをご確認ください。
また、日常的に訪れるスポットとしておすすめしたいのが、5万㎡もの面積を有する猪名川公園です。
散策をするのはもちろん、開放的な自由広場やトンネル遊具なども完備されているため、子ども連れの方も楽しめます。
春には、美しく咲き誇る桜並木の下でお花見をするのもおすすめですよ。
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尼崎市の住みやすさと家賃相場の関係について
住みやすさについて考える際、家賃相場も重要な検討要素となります。
尼崎市の家賃相場は、隣接する大阪市淀川区、大阪市西淀川区、西宮市、豊中市、伊丹市などと比較すると中間あたりです。
尼崎市の住環境の良さを考えると、選択しやすい価格帯だといえるでしょう。
ここでは、尼崎市内の家賃相場を間取りごとに紹介します。
家賃相場:ワンルーム~1LDK
住宅情報サイトによると、尼崎市のワンルーム~1LDKの家賃相場は、「ワンルーム:4.44万円」「1K~1DK:5.42万円」「1LDK:8.20万円」です。
家賃相場:2K~2LDK
尼崎市の2K~2LDKの家賃相場は、「2K:4.79万円」「2DK:5.91万円」「2LDK:9.61万円」です。
家賃相場:3K~3LDK
尼崎市の3K~3LDKの家賃相場は、「3K:5.52万円」「3DK:6.71万円」「3LDK:10.69万円」です。
家賃相場:4LDK以上
尼崎市の4LDK以上の家賃相場は10.73万円です。
なお、4LDKでペット相談可の物件の家賃相場は、10.40万円となっています。
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まとめ
尼崎市は、各都市への交通アクセスが良く、商業施設などの住環境も整っている街です。
市外へ通勤・通学する方にとっても、「なるべく市内で生活を完結させたい」という方にとっても、快適に暮らせる環境なのではないでしょうか。
学生や転勤で1人暮らしの方も、ファミリーでのお引っ越しを検討されている方も、まずは尼崎市の雰囲気を確かめに来てみてはいかがでしょうか。
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