賃貸物件における中部屋のメリット・デメリットとは?
賃貸物件を探すとき、角部屋か中部屋かお悩みになる方も少なくありません。
中部屋とは、両サイドが住居になっている部屋のことです。
今回は中部屋に住むメリットやデメリット、角部屋との違いについて解説します。
賃貸物件をお探しの方は、ぜひ参考になさってください。
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賃貸物件で中部屋に住むメリット
まずは、賃貸物件で中部屋に住むメリットについて解説します。
メリット1:冷暖房効率が良い
メリットとしてまず挙げられるのが、冷暖房効率が良いことです。
先述のとおり、中部屋は両サイドが住居となっているため、ベランダや玄関などを除いて外気に直接触れることがありません。
隣は部屋になっているがゆえに、それ自体が断熱材の役割を果たしてくれています。
暑さや寒さがワンクッションによって和らぐため、冷暖房効率がアップするという仕組みです。
近年は大阪府を含む日本全国で、夏の猛暑や冬の寒さの厳しさが増しています。
とくに夏は「エアコンを使っているのに部屋が冷えない」といった声が多いです。
角部屋の場合、2面採光になっている賃貸物件も少なくありません。
窓の数が多いほど外気温の影響を受けやすくなりますが、中部屋なら影響を受けにくくなるのがメリットです。
メリット2:家賃が比較的安い
家賃が比較的安いことも、メリットのひとつです。
一般的には採光が多い角部屋のほうが人気であるため、家賃は高くなる傾向にあります。
また、中部屋に比べると角部屋のほうが少なく、希少性が高いことも家賃が高くなる理由のひとつです。
住居費の負担を抑えたい方は、中部屋を選ぶと良いかもしれません。
メリット3:家具のレイアウトがしやすい
メリットとして、家具のレイアウトがしやすいことも挙げられます。
角部屋の場合、開口部をふさがないように家具を配置しなければなりません。
ふさいでしまっても問題はありませんが、角部屋の賃貸物件に住むメリットを失うことになります。
その反面、中部屋は開口部が少なく、どのような家具でも無理なく設置することが可能です。
とくにワンルームや1Kタイプなどの単身者向けの賃貸物件では、部屋の広さに限りがあります。
空間を有効活用するために、ハイタイプの収納家具などを活用する方も多いでしょう。
窓がある場合、家具が干渉してしまう可能性がありますが、中部屋ならそのような心配も不要です。
メリット4:外部からの騒音が少ない
外部から騒音が少ないことも、メリットのひとつです。
両サイドが住居となっているため、その部屋がクッションとなり、車や電車の音、バイクの音などが軽減されます。
幹線道路や線路に近く、かつ建物が平行に建っていなければ、騒音に悩まされる可能性は低いでしょう。
騒音の有無は、生活環境の良し悪しを決めるポイントのひとつとなります。
駅から近い場合は、便利な反面、外部からの騒音に悩まされるケースも少なくありません。
外部からの騒音が気になりにくいのは、中部屋ならではのメリットといえるでしょう。
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賃貸物件で中部屋に住むデメリット
続いて、賃貸物件で中部屋に住むデメリットについて解説します。
デメリット1:部屋が暗くなりやすい
デメリットとしてまず挙げられるのが、部屋が暗くなりやすいことです。
両サイドが住居になっているため、その分開口部が少なくなります。
東側にしか窓がない場合、昼ごろには部屋が暗くなってしまうでしょう。
西側にしかない賃貸物件なら、午後にならないと部屋のなかに日差しが入りません。
とはいえ、日当たりが良くなってほしいタイミングは、ライフスタイルなどによって異なります。
日中家にいない場合は「朝日だけで十分!」という方もいらっしゃいます。
デメリット2:通気性が悪くなりやすい
通気性が悪くなりやすいことも、デメリットのひとつです。
開口部が少ない分、換気がスムーズにできない可能性があります。
換気不足は結露やカビの発生原因となるため、適宜おこなうべきといえます。
とくにキッチンやバスルームなどの水回りは、湿気が溜まりやすい場所です。
窓がない場合は、換気扇をしっかり回すなどの工夫が必要となるでしょう。
デメリット3:隣の部屋の騒音が聞こえやすい
デメリットとして、隣の部屋の騒音が聞こえやすいことも挙げられます。
中部屋は両サイドが住居となっているため、車や電車の音、バイクの音などが軽減されることがメリットです。
その反面、両隣の部屋の声や生活音は聞こえやすくなります。
騒音の大きさは賃貸物件の構造や壁の薄さなどによって異なるものの、両サイドに人が住んでいない角部屋に比べると、聞こえやすくなるでしょう。
騒音が気になる場合は、内覧時に確認したり、不動産会社に聞いたりするのがおすすめです。
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賃貸物件で角部屋に住むと中部屋とどんな違いがある?
最後に、賃貸物件で角部屋に住むと、中部屋とどんな違いがあるのかを解説します。
角部屋に住むメリット
角部屋に住むメリットは、下記のとおりです。
●日当たりが良い
●風通しが良い
●プライバシーが保たれやすい
角部屋のメリットとしてまず挙げられるのが、日当たりが良いことです。
角部屋は、室外に面している壁が2面あるので、中部屋に比べると採光を取りやすくなります。
多くの賃貸物件が、日光を取り入れやすい設計となっているため、日当たりの良い住空間を手に入れることが可能です。
賃貸物件を探す際、日当たりの良し悪しを重視する方も少なくありません。
室内の明るさはもちろん、洗濯物の乾きやすさなどに影響を与えるからです。
中部屋にはない明るさが、角部屋にはあるといえるでしょう。
また、先述のとおり風通しの良さも大きなメリットです。
窓が多い分、効率よく換気をおこなえるので、室内に湿気がこもる心配もありません。
そのため中部屋よりも、結露やカビが発生する可能性は低くなるでしょう。
さらに、角部屋の場合、プライバシーを保ちやすいこともメリットのひとつです。
角部屋は、基本的に住んでいる方以外が玄関の前を通ることがありません。
そのため、中部屋よりプライバシーが守られ、安心して暮らすことができます。
角部屋に住むデメリット
角部屋に住むデメリットは、下記のとおりです。
●冷暖房効率が悪くなりやすい
●家賃が比較的高い
デメリットとしてまず挙げられるのが、冷暖房効率が悪くなりやすいことです。
中部屋は両サイドが住居なので、それが断熱材の代わりとなり、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。
その反面、角部屋は室外に面しているため、外気温の影響を受けやすくなるでしょう。
夏や冬は、光熱費がこれまでより高くなる可能性もあります。
また、中部屋に比べて家賃が比較的高いことも、デメリットのひとつです。
先述のとおり、角部屋は希少性が高いため、老若男女問わず人気があります。
人気の部屋は家賃が高くても入居者が集まりやすいので、中部屋に比べて割高な家賃を支払うことになるかもしれません。
日当たりの良さや風通しの良さ、プライバシーが確保しやすいといったことが、家賃に反映されているといえるでしょう。
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まとめ
賃貸物件における中部屋は、冷暖房効率が良いことや、家賃が比較的安いことなどがメリットです。
その反面、部屋が暗くなりやすいことや通気性の悪さ、隣の部屋の騒音が聞こえやすいなどが、デメリットとなります。
角部屋とは違うメリットやデメリットがあるため、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
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