大学生の一人暮らしの家賃平均額は?家賃を抑えるための部屋探しのコツ
大学生になるタイミングで、親元を離れ一人暮らしを始める方も少なくありません。
楽しみな反面、心配ごとや気になることも多いのではないでしょうか。
そのなかでも家賃や引っ越し費用といった金銭的な不安は、新生活を気持ちよくスタートさせるために、早めに解消しておくべきといえます。
今回は大学生の一人暮らしの家賃平均額や引っ越しにかかる初期費用、家賃を抑える部屋の探し方について解説します。
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大学生の一人暮らしにかかる家賃の全国平均額
まずは、大学生の一人暮らしにかかる家賃の全国平均額について解説します。
家賃の全国平均額はどのくらい?
全国賃貸管理ビジネス協会では、全国の家賃動向を定期的に調査しています。
令和5年4月に実施された調査結果は、下記のとおりです。
●1部屋:5万651円
●2部屋:5万8,846円
●3部屋:6万6,900円
●総平均家賃:5万5,092円
●東京を100%とした場合の水準:76%
総平均家賃は、東京都の水準と比べて低くなっています。
ただし、上記は契約ベースによる統計です。
そのため、一般的な募集賃料ベースの統計よりも下回っています。
また、1部屋とは、1Kや1DK、1LDKなどが含まれた家賃の平均です。
大阪府の家賃平均額はどのくらい?
大阪府における家賃平均額(令和5年4月調査)は、下記のとおりです。
●1部屋:5万6,468円
●2部屋:6万9,194円
●3部屋:7万3,441円
●総平均家賃:6万643円
●東京を100%として場合の水準:83%
大阪府の家賃は、全国平均額より高くなっていることがわかります。
一人暮らしの大学生が支払っている家賃はどのくらい?
全国大学生活協同組合連合会は、学生の生活実態調査を実施しています。
令和元年~令和4年までの、一人暮らしの家賃平均額は、下記のとおりです。
●令和元年:5万3,930円
●令和2年:5万2,910円
●令和3年:5万3,920円
●令和4年:5万3,020円
令和4年度の平均額は、令和3年度に比べて⁻900円という結果となりました。
実家暮らしの大学生の場合、居住費は1,000円以内に収まっています。
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家賃だけじゃない!大学生が一人暮らしをするまでに必要な初期費用
続いて、大学生が一人暮らしをするまでに必要な初期費用について解説します。
一人暮らしを始める際は、毎月の家賃や生活費だけでなく、さまざまな費用がかかるため注意が必要です。
初期費用1:契約時にかかる費用
初期費用としてまず挙げられるのが、契約時にかかる費用です。
賃貸物件を借りる場合、契約の締結や重要事項説明の読み合わせなどをおこない、契約金を支払う必要があります。
主な初期費用の内容と目安額は、下記のとおりです。
●敷金・礼金・前家賃:それぞれ家賃の1か月分
●日割りの家賃:入居日によって異なる
●仲介手数料:家賃の1か月分+消費税
●火災保険料:1万8,000円~2万5,000円
●鍵の交換費用:1万5,000円~2万円+消費税
まず、契約時には敷金・礼金・前家賃の支払いが必要です。
一般的には、それぞれ家賃の1か月分を支払うことになります。
また、入居するタイミングによっては日割りの家賃も必要になるでしょう。
仲介手数料とは、不動産会社に支払う成功報酬のことです。
多くの不動産会社では、家賃の1か月分を仲介手数料として設定しています。
さらに、一人暮らしを始める際は、火災保険や鍵の交換費用も契約時に用意しておかなくてはなりません。
鍵の交換は強制ではないため、貸主や契約内容などによっては拒否することもできます。
しかし、防犯上交換しておくことがおすすめです。
賃貸物件の初期費用の相場は、家賃の約4.5か月~5か月分となります。
そのため、家賃が高いほど契約時に支払うお金は高くなります。
初期費用2:引っ越し費用
引っ越し費用も、大学生が一人暮らしを始める際にかかる初期費用のひとつです。
費用は距離や荷物の量、引っ越し会社によって異なります。
引っ越しするタイミングによっても、費用は変わってくるでしょう。
新生活が始まる、2月~4月はもっとも高くなる時期です。
ちなみに大手の引っ越し会社では、東京から大阪への引っ越し(単身)費用が、約3万円からとなっています。
引っ越し費用を抑えたい場合は、一人暮らしを開始するタイミングをずらしたり、荷物を減らしたりするといった工夫が必要です。
初期費用3:家具家電代
初期費用として、家具家電代も挙げられます。
家具家電を実家から持っていかず、いちから揃える方も多いのではないでしょうか。
新入生や新社会人の家電に関する、あるアンケートによると、家電購入のための予算は5万円~10万円と回答した人が最多でした。
そのため、賃貸物件の契約金や引っ越し代とは別に10万円ほどを準備しておかなくてはなりません。
とはいえ、家具家電は暮らし方によって必要となるものが異なります。
生活に必要なものをまず購入し、足りないものはあとから買い足すことも可能です。
家具家電にかかる費用を抑えたい方は、家具家電付きの賃貸物件を探すのも、ひとつの手です。
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大学生が一人暮らしする際の引っ越し費用と家賃を抑える部屋の探し方
最後に、大学生が一人暮らしする際の引っ越し費用と、家賃を抑える部屋の探し方について解説します。
部屋の探し方のポイント1:築年数を指定しない
探し方のポイントとしてまず挙げられるのが、築年数を指定しないことです。
一般的には築年数が新しいほうが家賃が高く、古くなるにつれて安くなります。
築5年以内という風に指定してしまうと、住居費の負担割合が大きくなってしまうでしょう。
先述のとおり、家賃に応じて敷金や礼金、仲介手数料などの金額が変わります。
家賃が高いほど初期費用もアップするため、コストを抑えて部屋探しをしたい方は、築年数を指定せずに探してみてください。
部屋の探し方のポイント2:通学時間を考える
通学時間を考慮することも、探し方のポイントのひとつです。
実家で暮らしている場合、朝が苦手な方でも両親が起こしてくれる可能性があります。
しかし、一人暮らしではそうもいかず、ご自身で起きなくてはなりません。
そのため、ギリギリまで寝ていたい方は、大学から近い場所に部屋を借りることがおすすめです。
ただし、近すぎるとオンオフの切り替えができなかったり、学生のたまり場になってしまったりすることがあります。
大学に近い賃貸物件は、場所によっては家賃が高くなる恐れもあるでしょう。
徒歩20分以内の部屋を探せば、大学から適度な距離を保ちつつ、通学も無理なくできます。
部屋の探し方のポイント3:間取りや広さを考える
部屋の探し方のポイントとして、間取りや広さを考えることも挙げられます。
単身者向けの部屋の広さは、約20㎡~25㎡が主流です。
とはいえ、20㎡でも、メインとなる部屋の広さが6帖や7.5帖になっていることがあります。
その理由は、バスや洗面、トイレが別だったり、キッチンが広かったりするため、その分部屋が狭くなってしまうからです。
「思っていたより狭かった…」とならないよう、設置する家具のサイズや、新居に持っていく荷物の量などを考えて部屋探しをするようにします。
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まとめ
一人暮らしの大学生における家賃平均額は、5万651円~6万6,900円です。
賃貸物件の契約金や引っ越し費用、家具家電代などが初期費用としてかかります。
部屋の探し方のポイントは、通学時間を考えたり、必要となる部屋の広さを確認しておいたりすることなどです。
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